町の修理屋さんは社外品（コピー）の部品で修理してるの？？

今回は町の修理屋さんで扱っているiPhone部品についてお話しようかと思います。

現在は町の修理屋さんでも画面修理以外にもバッテリー交換やカメラ修理など様々な修理に対応しています。

「正規のお店ではないから、部品は社外品（コピー）？？」

と思っている方も多いかと思いますが、お店によって様々なんです。

部品によっては社外品が出ていないパーツもありますので、下記にまとめてみました。

※写真はiPhone XS Max 社外品パネルです。

【液晶パネル】
純正品有り・社外品（コピー）有り

画面修理に欠かせない液晶パネルは純正品の他にも純正再生品や社外品（コピー）等、お店によって取り扱いは様々です。

社外品（コピー）に関してはメーカーによって品質が異なり、純正品と同じ構造の高品質のものから、全く構造の違う低品質パネルが存在しています。
町の修理店に修理を依頼する場合は液晶パネルの構造を熟知したお店で修理することがおすすめです。

「純正品も扱ってるの？」と思った方もいるかもしれませんが、お店によっては扱っている店舗もあります。例えるなら海外の正規ヴィトン店で買い付けてきたバックを国内の個人店で販売している感じです。

【バッテリー】
純正品有り・社外品（コピー）有り

町の修理店のバッテリーはほぼ社外品（コピー）を取り扱っています。しかし最新機種の場合は社外品が出回ってないので、純正品のバッテリーが使われています。

また社外品バッテリーで気をつけて欲しいのが、品質が２種類くらい存在していることです。品質の悪いお店に当たってしまうと1年くらいでバッテリーが劣化してしまいます。
バッテリーの詳細は下記ページをご覧ください。

【ホームボタン】
純正品有り・社外品（コピー）有り

純正品と社外品があります。
ホームボタンは特殊で交換してしまうとTouch ID機能ができなくなってしまいます。別の純正品に交換してもこの機能はなくなってしまいます。また７や８の場合は別の純正品に交換するとホームボタンとしての機能もなくなってしまいますので、壊さないことが１番です。
社外品の場合はTouch IDは機能しませんが、ホームボタンとしては機能しますので、壊れた場合は社外品に交換した方がいいかもしれません。

【メインカメラ・インカメラ】
純正品のみ

カメラユニット部は純正品しか出回っていません。日本の技術のつまったCMOSイメージセンサーは社外品会社では作れないため社外品のカメラユニットは存在してません。（現在はですが）

【ケーブル類】
純正品有り・社外品（コピー）有り

ケーブル系のドックコネクタケーブルなどにも純正品と社外品（コピー）があります。
ケーブル類の修理は社外品はやめた方がいいです。品質が悪いパーツが多いです。
もしケーブル類が故障した場合は純正品を扱っているお店に依頼した方がいいです。（当店のケーブル系は全て純正品で統一しています。）

たまに他店のドックコネクタを交換する記事を見ると、あっ社外品（コピー）を使ってるんだって思います。ケーブル系の純正品とコピー品はすぐ見分けがつきます。

【背面フレーム（ハウジング）】
純正品有り・社外品（コピー）有り

一部純正品を扱うお店もありますが、背面フレームはほぼ社外品を取り扱っているお店がほとんどです。しかもロゴが入っていないタイプになります。

社外品でAppleのロゴが入った部品は違法コピー品に該当します。販売したりした場合は犯罪になります。
しかし違法コピー品の部品を使って修理をしている店舗も存在しています。残念ながら
大手チェーン店の背面フレーム修理記事をみたんですが、ロゴ入りの背面フレームで違法コピー品で修理していました。しかも中古美品取り外し品とまで記載されて、違法コピー品と分かっていて隠すためにそう記載しているんだなって思います。

それまずいでしょっ！

騙されないために違法コピー品の見分け方を教えますね。

まず純正品を横に並べると色合いが違います。白は特にわかりやすいです。
またiPhoneのフォント文字が違い「h」と「n」がわかりやすいかもしれません。リンゴマークはほぼ同じですので参考になりません。
料金的に1万円前後でロゴ入りの背面フレーム修理できるお店は怪しいと思った方がいいかもしれません。純正の背面フレームはロゴなし社外品の３倍以上の値段がしますので1万円前後では修理できません。（たまたまあった部品どりの純正中古品ではありえるかもしれませんが）

きちんとiPhoneを修理したい場合は、知識のある修理店で修理することが一番いいかと思います。
もし他店で修理したけどなんかおかしいとは思った場合、当店にお越しいただければ、品質の悪い部品が取り付けられてる等、判断ができますので疑問に思った方はiメディアサービスにお問い合わせください。